概要・特徴 |
準耐火建築物として主要構造部に対して45分以上の耐火性能が要求されるため、木質材を使用する部分については、着火した場合においても規定時間以上倒壊を防止する目的で、柱・梁の燃えしろを35mmとした燃えしろ設計を行い、耐火安全性を確保している。 屋内プール及びそれに続く回廊部は湿潤環境を考慮し、木部材の長期変形および応力に対してヤング係数および強度をそれぞれ長期において70%に低減して設計を行っている。 屋根面にも構造用合板を用いて梁と一体化することで屋根面の水平剛性を確保している。また、地震力に対しては、各プール棟において、ブレース効果を持たせた外周X字型・V字型柱により耐震性を確保している。 |